核融合の方法ってこれでいいのか?

 


核融合の研究は今から60年近くさかのぼった昔から行われている。
1945年、史上初の人類の手による核分裂の実験の成功。
そして史上最悪の兵器、原爆の誕生。

アメリカで作られたその兵器、核はさらにある変化を遂げた。
核融合による兵器。水爆である。

水爆はその威力のあまり使い道が無かった。
あんなもの使ったら地球がどうにかなっちまうわ。

核分裂はその後、原子炉として発電所のパワーソースに
なって皆様のお役に立っている。

核分裂の速度は調節が可能だった。
だから爆発起こすだけが能ではない、ということで原子力発電が
実現したのだ。

意外と知られていないが、地球上のウラン235(今主に使われている燃料)は
そのうち枯渇する。石油とどっこいどっこいだ

ウラン238(プルトニウムの原料)なら400年は持つのだが、プルトニウムの
"毒性"が高いのが問題だ。(放射源としてではなく純粋に毒)

俺がテロリストならプルトニウム手に入れたら、原爆なんて作らないで
目的の地点にプルトニウムばら撒くな。
そのほうが死者が増えるという統計があるくらいだ。

さて、核融合のほうはというと、これがうまくいかない。
研究はもう1950年代から始めたわけだ。
原子炉作れるんだ、水爆だって作れるんだ、核融合だってコントロールできる!

…人類ってのは浅はかだった。

核融合で輝く太陽の内部の温度はせいぜい100万度
だからその程度の温度がありゃどうとでもなると思っていた。
しかし、太陽にあって地球にはないものが存在した。

巨大な重力。

太陽の重力は地球何ぞとは比べ物にならない。
それゆえ重力の代わりになる燃料の封じ込め法が必要となる。

で、熱核融合には摂氏二億度にあたる温度と高い磁束密度、レールガン
レーザーなどありとあらゆるものが必要となってしまった。

涙出てくるよ。

そうかとおもったら常温核融合なんていう殆ど疑似科学の世界のものが
出現して、それに通産省がお金出したり。

涙出てくるよ。

重力さえ作れりゃ100万度で十分核融合できるのになぁ…。
それが一番困難だったりする。重力波は未だ検出すら出来ないからだ

涙出てくるよ。

いっそ常温核融合に使った水素吸蔵合金に粒子ビーム当てたらどないだろ?
そんなバカみたいなエネルギー使わずに済むのかもな。
…水素吸蔵合金ってそんなに水素吸うのか?

かなり吸うみたいだが、封じ込めにおいては太陽重力を上回らないといかん
から難しいよな。

まあ妄想だけではご飯は食べられないし、エネルギーも作れない。
仕方ないから現状で一番実現できそうな、超高温熱核融合を使い物に
なるかどうか試してみようと言う研究が2013年から行われる。

ITER(国際熱核融合研究機関)の熱核融合炉が今どこの国に置かれるか
検討中だそうだ。日本におかれるかもしれない。
うまくいけば当座数百年のエネルギー問題は解決だが、もっといい知恵
ないものか…。

超小型の水爆を宇宙で爆発させて、エネルギーだけ地球に送るとかどうだろ?
太陽発電衛星作ったほうがいい気がしてきた。
…おまけに原理まで一緒じゃねーかよ!

そう、太陽エネルギーを使う、それこそ核融合利用なのだ。
…つまんねーオチだなおい。



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